歯科治療において、多くの方が「痛い」と思っています。
その痛みから歯科医院が怖いと無意識に思い込み、治療しなくてはと思いつつも、虫歯や歯周病など長い間を放置し、やっとの思いで来院された時には取り返しのつかない状態になってしまう・・・。
さかなか歯科では、歯科治療の恐怖心をなくす為の方法として、笑気吸入鎮静法を導入いたしました。
笑気吸入鎮静法とは、笑気吸入装置で30%以下の笑気ガスと、70%以上の酸素を配合し、鼻に専用のマスクを取り付けゆっくり呼吸していただき、患者様がリラックスされてから治療に取りかかります。
「笑気ガス(N2O)」とは、全身麻酔に使う麻酔ガスの1つでが、一般的な外科手術で行われる全身麻酔とは異なり、笑気吸入鎮静法は眠くなって無意識になることはありません。ガスの濃度が低いため不安感や恐怖心を取り除く効果にとどまり、
笑気ガスを吸えば、不安がなくなり痛みを感じなくなるだけでなく、楽しい気分になることもあります。
笑気ガスを使った治療は、欧米諸外国では広く普及しており、日本においても30年以上の歴史があります。
ガス自体に毒性は一切なく、体内で変化することもなくすみやかに体外に排出されますので、副作用の心配もありません。
鎮静状態から回復も早く、治療後すぐに帰宅できます。
下記の症状などがある方にはお勧めしておりません。
・妊娠初期の方
・体内に閉鎖腔のある方(中耳疾患、ブラ、気胸など)
・風邪、アレルギー性鼻炎、アデノイドの方
・気管支喘息の方
笑気吸入鎮静法は健康保険適応ですから、費用もそれほどかかることはありません。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
右図上段が通常の歯科治療で使用される麻酔針です。
さかなか歯科では、右図下段の超極細の麻酔針を使用しております。この麻酔針は現在日本で市販されてる中で一番細く、これが無痛治療に近づける為に最適な麻酔針といえます。
表面麻酔を行った上で使用しますので、人によっては刺した事すら気づかない場合もあります。